ある女性建築家の暮らし

設計事務所をしながら、三姉妹を育てています。女性であり仕事をもち子供がいること。悩みの多い毎日について書きとめていきます

今日はご近所さんの塾に三女とお邪魔しました。

主催者の清水さんにご相談があって。

来月来日予定の、友人のドイツ人建築家夫妻が「地方での新しい暮らし」に関する本をまとめる予定だということで、誰かそういった活動をしている人を紹介してくれないかと連絡がきていたのですが、私の知人圏では建築、アートが多くなるので、もう少し広い範囲の人につながりのある人、と考えていて清水さんを思い出しました。

この塾は大学生のためのネットワークと連動していて、大学を超えた活動として、学生たちの見聞を広げるための村留学をしている、と以前聞いたことがあったので、ちょっとご相談してみたのですが、これが大当たり!

村留学をするにあたって、現地の受け手の中心となる方の存在が、大学生たちがそれぞれの地方のことを本当に知るために常に重要であること、村留学後、地方に移住した子たちもいること、高知に行った子は、有名なブロガーでやはり高知に移住されたイケダハヤトさんのお手伝いをしてること

など、次々に話がひろがって、これまで私も全く知らなかった世界が、確実に繋がりあって、ひろがっていることを強く感じました。

清水さんの塾自体も、話している間じゅう、一癖も二癖もありそうな大学生たちが出入りして、小学生たちの面倒をみているのですが、なんだか風通しのいい感じで、連れて行った三女は一緒にお絵描きさせてもらって、大層ご満悦でした。

前回お邪魔した時には、清水さんのお子さんも一緒にいらっしゃったり、上記のイケダさんも、お嬢さんを膝に乗せて仕事してる、とブログにあったり、イクメンというのと一段階ちがった、仕事と生活を分け隔てない、むしろ両者のある人生を、人それぞれにデザインしていこうとする姿勢が、一回りも下の方々ながら、見習いたいものだと思わされました。まだまだ私は結構昭和的な価値観にとらわれてるな〜。